あなたも稼げますっていうやつ、黙って稼いどけ
ネットビジネスで、不特定多数の他人を勧誘するやつの文章を引用する。
————ここから————
もし、図星だったらここからの話をよく聞いてください。
歯に衣着せぬ言い方をするなら詐欺まがいの商品を売りきって金儲けしようという輩は僕は死んだほうがましと思いますが、僕が業界のパーティーに参加して気づいたのは詐欺まがいの人が業界の95%だということです。
ですので、あなたが間違った商品を購入し続け、1円も稼げなくても全く不思議ではありません。
でも、業界が悲惨な状況だからこそ僕はアフィリエイトでコツコツ利益を稼ぎようやく貯めた3,000万円を僕を信じてついてきてくれた人を
稼がせるために使おうと思いました。
そんな想いがあって開発されたのが今回の●●●●です。●●●●は本当に稼げるのかどうか?
僕がその様子をライブ動画でお伝えするので第2話の公開を楽しみにしてください。第2話の公開までまだ時間があるのでもう一度、第一話を復習しておいてください。
————ここまで————
まず、このクソみたいな文章にイラっとする。
そして、
詐欺まがいかどうかという商材のクオリティの問題ではなく、稼ごうという意思と実行力があるかどうか、そしてリテラシーがあるかどうか、が問題であって、このような文章を見て「自分も楽して稼げそう」と思ってる時点で、もうこの商法に引っかかってるってもんだし、そう思わせようという文章書いて不特定多数に送ってる時点で「詐欺まがい」である、というもんだろ。
こういうこというと、何も行動しないで内容も知らずに批判ばっかりしてんじゃねえ、と言われそうだ。
ああそうさ。何も行動はしていない。
他人に無価値の商材を売りつけて儲けるとか、クリック一つで楽して稼げるなどという商法の開発に一生懸命になるような行動は何一つしていない。
この文章に引っかかって商材を買った人を第2世代と呼ぶことにして、その人たちが言う通りにしめ自分も稼げました、と言ったとして、その次の第3世代、第4世代の人たちが同じように稼げるのか。もちろん、「儲かる儲かる」商材は最後は稼げなくなるだけ。そしてそこには何も価値を生み出していないということを忘れてはいけない。生み出されたものの実体が何もない。
このことをよくよく考えたら、こんな無価値な商材を堂々と売りつけてくるような奴は「信用」を稼ぐことができないということだ。
単に、単発的に第1世代としてバカな消費者をうまく騙して金をもらって、たまたまそういう第二世代がいなくならないことによって今はこいつを儲けさせているだけ。
それでも金が稼げているのだから何が悪い、実際稼いでいるのだから嘘は何もいっていない、詐欺まがいとは名誉毀損だー、などと反論されそうだ。別に俺の記事ごときに反論とかいちいちしてかないとは思うけど。
たしかに、嘘は何も言っていないかもしれない。でも、何度も言うように、生み出す価値は何もないし、長期的な信用を稼ぐこともできないし、何より、気持ちわりーんだよ、ということを申し上げて今日の記事は終わり。
だんだん口が悪くなってきたかなー。
By Goro