話が通じない同僚、上司との関わり方
組織に雇われて仕事をするということは、自分の意見が通らないこともあるということ。
組織としては、その組織のミッションが最大になるような意思決定を下していく必要があり、そこで雇われた人間は、一度下された決定に従って仕事を進めていく必要がある。
だが、その意思決定とは、どこか遠くの空の上で自動的になされるものではなく、必ずプロセスがあるはずだ。
ビジネスにおいては結果が大事。プロセスは一定の範囲においては関係ないのかもしれない。
だがしかし、こと、人間関係においてはプロセスは大切。意見を言う勇気、意見を聞く耳、これらは大切。そして、議論をすることは奨励されるべきだ。
ところが、意見を封じ込める上司や同僚がいたらどうだろう。また、一度決めた事を誰かが言い出した事で簡単に迎合して意見を変える無能な上司がいたらどうか。
部下である限り、こういう奴らにモチベーションを削がれ、それによって成長のスピードが妨げられるリスクを常に負っているのではないか。
だからやりたいことがやりたいならば偉くなれ。しかし、迎合した奴が偉くなるというパラドックスに気付いている奴はどれほどいるだろうか。
その問題意識を持っているのに引き続き迎合する奴らの多いこと。
柔軟なことと迎合することは、その思考プロセスにおいて全く意味が違う。
その意味で、柔軟であることはプロセスを大切にした判断であり、迎合することはプロセスをすっ飛ばした他力の判断であるということだ。
だから、やっぱりプロセスは大切という結論。
仕事が楽しくない時、必ず奴がそばにいる。
そこのお前だ。おっさん。これ読んでドキッとしたらあなたは無能だ。
上司が右と言うたらなんでも右と譲らない無能な人。全体を考えずに部分最適だけを主張する人。思いつきのくせにそれが最善であるかなように主張して譲らない人。
こんな人たちの意見を集約して同じ方向を向いていく仕事、それが雇われる人間の宿命なのだ。
ならばさっさと辞めて、自分がボスになるという選択肢を常に持っておくことも、より良い判断をするためのプロセスに対する態度を決める要素ともなるのだ。
だから、常に選択肢を複数持っている奴がめっちゃ強い。
迎合する事で評価される組織、また、それで偉くなろうとしている無能な人たちの市場価値はそこでストップしているし、組織としての成長は見込めない。
そしてこのような人たちは、その組織でしか生きられないということ。だから、定年でアウト。危機感を持たなければいけない。
AIの時代、人生100年時代を迎え、その思考はリスクでしかない。
By Goro