Goro-Sakamoto’s world

坂本吾郎(Goro)が語る。自分の考えをストックし、アウトプットしていきたい。でも考え方は変わるものなので、その時々の思考が常に最新とは限らない。

ダメ上司

愚痴に近いかも。

 

こんな上司は無能だ、という話。

 

ある時、イベントを執り行う事になった。

 

通常のデスクワークとは少し異なり、外部との調整やプロトコールの確認、シナリオの作成など、イベント慣れしていない人にとっては、何から手をつけようか、と迷う気持ちはわからないでもない。

 

とはいえ、やることは単純明快。

 

●会場の設営業者と委託契約をし、当日の流れを調整していく。

 

●同時に参列者への招待状を発出し、代表者の挨拶の内容、進行要領などを詰める。

 

●そして人の貼り付けを考える。

 

まー裏方として、細かい作業は色々とあるが、時間さえ十分に取れれば、何ら難しい作業はない。

 

ところがだ。

 

その無能な上司ときたら、担当の私を差し置いて、別の係の担当者達に対して、このようにのたまったのだ。

 

「我々にはこのイベントの経験がない。よってわからないことだらけなので、準備段階から色々と教えて助けて欲しい」

 

 

 

え?!

 

担当者は誰?

 

私は信じられてないの?

 

私は全く信頼されてない?

 

我々って?勝手にあなたと同じカテゴライズをしないでいただけないかしら?

 

となりますよね?

 

勝手な発言で自分まで無能だと思われてしまうという、巻き込み事故

 

その後、その上司はこのイベントの準備にほとんど関与せずに当日を迎え、ロジのアレンジが頭に入っていない事により、現場でテンパって担当の私に色々と聞いてくる。

 

あれはどうなっている?

 

我々の乗る車はどれだ?

 

誰に連絡すればいい?

 

電話番号は?

 

まさに迷惑以外の何者でもない。全部ロジ資料に書いている事だ。正直に私はこう答えた。

 

「全部紙に書いてます」

 

しかし、その上司の言い分はこうだ。

 

「紙では読んでもらえないから直接説明すべき」

 

知らんがな。

 

読め。

 

その上、事前の打ち合わせもしたし、紙配ってるから、まずは見ろ。その上で不明な点は事前に聞け。

 

その前に、経験がないと言い訳をして、見て見ぬ振りをしたまま準備を放置して丸投げしていたのは誰だよ。

 

これは、自分には知見がない、経験がないと予防線を張り、失敗した時のダメージを最小限にしようとする心理に他ならない。

 

そして、これが一番信用を失う態度で、社会人として対人関係を築くにあたってのリスクが高い。

 

ところが、こんな上司であっても、人事評価の権限を持っている。そして私のことをこのように評価する。

 

独善的になりやすく、チームワークを乱すことがある。

 

うるさい。

 

無能に言われたくない。

 

そして彼はこうアドバイスをくれた。

 

「一見無駄と思える事であっても、きちんとチームとして意思疎通ができるように努力してほしい」

 

うるさいと。

 

もう、無能を棚に上げた評価という他に評価のしようがない。お前が頼りないからこっちで進めてるのだから、いくらなんでもこの評価はない。

 

だが、部下である限りは、この評価が人事に影響する。

 

こんな事にいつまで耐えて生きていくというのか。なぜ無能なおじさんに従わなければならないのか。

 

決断の時は近い。

 

By Goro